コンビニのポイ活はどこがお得?3社の始め方と貯め方

毎日のように立ち寄るコンビニ。その支払い方法を少し変えるだけで、手元に戻ってくるポイントは大きく変わります。
ポイ活とは、支払い方や買い方を工夫して、もらえるポイントを増やすことです。なかでもコンビニは使う回数が多いぶん、ちょっとした工夫が積み重なりやすい場所です。
ここで取り上げるのは、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートの3社。アプリを見せるだけで始められる方法から、カードを用意してしっかり貯める方法まで紹介するので、いまの自分に合うところから試してみてくださいね!
コンビニのポイ活で年間いくら差がつく?
支払い方法を見直すだけで、年間1万円以上の差がつくこともあります。まずは、1日500円をコンビニで使う場合で比べてみましょう。
1日500円使った場合の年間ポイントを比較
1日500円をコンビニで使うと、1年で使う金額は182,500円(500円×365日)。この金額を現金で払うか、キャッシュレス決済で払うかで、戻ってくるポイントが変わります。
還元率は、支払った金額のうち何%がポイントで戻ってくるかを表す数字です。1%なら1万円の買い物で100円分。数字だけを見ると小さく感じますが、毎日の支払いだとじわじわ効いてきます。
同じ182,500円でも、どう払うか、アプリを見せるかによって、戻ってくるポイントは変わります。

1年間同じ方法で払い続けた場合の目安です。
なぜ年間1万円以上の差がつくの?
年間で差がつく理由のひとつが、カードやアプリ側のポイントと、お店側のポイントを1回の会計で両方受け取れることです。これを「二重取り」と呼びます。
二重取りのしくみは、以下の記事で詳しく紹介しています。
自分に合うコンビニとポイントの選び方
選ぶときに見てほしいのは、還元率の高さよりも、自分がふだん通る道にそのコンビニがあるかどうかです。還元率が高くても、遠ければ結局通わなくなります。また、ポイントを貯めたあとの使い道も先に決めておくと選びやすいですよ!
よく行く店と使う頻度から選ぶ
自宅や職場の近くで、一番立ち寄る店を思い浮かべてみてください。選び方は、大きく次の2つです。
- 月に3,000円以上使う店があるなら、その店のポイントを中心に貯める
- どの店もまんべんなく使うなら、支払い方法を1つに決めて、細かい違いは気にしない
1社にしぼると覚えることが減ってラクですが、その店がない場所では貯められません。使い分けると多くの店で貯められますが、そのぶんアプリが増えます。どちらが自分に合うかで決めてしまって大丈夫です!
貯めたポイントの使い道を先に決める
もうひとつ、先に決めておきたいのが、貯めたポイントの使い道です。使い道はおもに3パターンあります。
- 支払いにそのまま使う
- 別のポイントやマイルに交換する
- 特定の店やサービスで使う
気をつけたいのは、他のポイントやマイルに交換すると、100ポイントが100円分にならないことがある点です。支払いにそのまま使えば1ポイント=1円なので、迷ったら支払いに使うのが一番わかりやすいと覚えておいてくださいね!
また、貯めたポイントを投資信託などの購入に使えるサービスもありますが、運用したポイントが減ることもあります。まずは「こんな使い方もある」と知っておくくらいで大丈夫です。ポイント投資が気になる方や、どれを選べばよいか迷っている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
コンビニ3社はどこがお得?
まずは、3社の違いをざっくり見てみましょう。貯まるポイントと、始めるまでにかかる手間を比べます。

表の数字は、2026年7月24日時点の各社公式サイトをもとにしています。
数字だけ見れば、いちばん高いのはセブン-イレブンです。ただし、最大10%または11%分のポイントをもらうには、アプリを入れ、カードも登録しなければなりません。ファミリーマートでもらえるポイントはやや少なめですが、いま使っているポイントアプリだけで始められます。
ここからは、3社それぞれの始め方を順番に見ていきましょう。
セブン-イレブンでのポイ活
セブン-イレブンと相性が良いのは、三井住友カードのスマホのタッチ決済です。アプリも一緒に見せると、三井住友カード(NL)では最大10%、Oliveのクレジットモードでは最大11%のVポイントが戻ります。

スマホのタッチ決済とは、クレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録して、スマホをレジの機械にかざして支払う方法です。カードそのものをかざす方法とは別の支払い方で、もらえるポイントも変わることがあります!
アプリを見せてスマホで払うと最大10%、Oliveなら最大11%
最大10%は、1回でドンと付くわけではありません。次の3つを足し合わせた数字です。
- 三井住友カードのスマホのタッチ決済で7%(Oliveフレキシブルペイ クレジットモードは8%)
- セブン-イレブンで使ったときの上乗せが2.5%
- 会員コードを提示し、貯めたセブンマイルをVポイントに交換するとさらに0.5%
アプリを見せてスマホをかざすだけでは、9.5%までです。最後の0.5%分は、貯めたセブンマイルをアプリでVポイントに交換して受け取ります。
セブン-イレブンでポイ活を始める手順
始め方は次の4ステップです。
- セブン-イレブンアプリをダウンロードして会員登録する
- 三井住友カードをApple PayかGoogle Payに登録する
- レジで会員コードを提示し、続けてスマホをかざしてタッチ決済で支払う
- あとでアプリを開いて、ポイントが付いているか見る

会員コードは、セブン-イレブンアプリの最初の画面に出ているバーコードです。あとからは見せられないので、支払いの前に出してくださいね!
失敗しやすいことと対策
ポイントを多くもらえないのは、払い方を間違えたり、アプリを見せ忘れたりするケースがほとんどです。
よくある失敗は、次の3つです。
- スマホの電池が切れ、カードで支払ったため上乗せ分をもらえない
- 支払いを先に済ませてしまい、会員コードを見せ忘れる
- 買い物をまとめすぎて1回1万円を超え、上乗せ分がつかない
スマホを充電しておくこと、レジに並ぶ前に払い方を決めておくこと、1万円を超えそうなときは会計を分けること。この3つでほとんど防げます。

セブン-イレブンアプリは、PayPayやnanacoともつなげられます。できるだけ多くポイントを貯めたいなら、ここまで紹介したVポイントの方法がおすすめ。すでにPayPayをメインで使っている人は、無理に変えず、そのまま使い続けても問題ありません!
ローソンでのポイ活
ローソンでは、Pontaポイントとdポイントのどちらかを、アプリやカードの提示で貯められます。もらえるポイントはセブン-イレブンほど多くありませんが、貯めたあとの使い方にローソンならではのお得さがあります。
Pontaポイントかdポイントを選んで始める手順
まずは貯めるポイントを1つ決めるところから始めます。
- ローソンアプリをダウンロードして会員登録する
- Pontaポイントかdポイントのどちらを貯めるか決めて、ローソンアプリに登録する
- 三井住友カードなど、ふだん使うカードをスマホのタッチ決済に登録する
- レジでアプリの会員コードを見せて、タッチ決済で支払う
ふだんdポイントを貯めているならdポイント、Pontaを貯めているならPontaを選ぶと、ポイントが散らばりません。
お試し引換券で1ポイントの価値を上げる
ローソンならではの強みが、お試し引換券です。たとえば248円のカップスープが120ポイントで交換できる、というように、ポイント数より高い商品と引き換えられます。お試し引換券を使うことは、「ポン活」とも呼ばれています。
ローソン公式の例をもとに、1ポイントが何円分になるか計算してみましょう。

支払いにそのまま使うと1ポイント1円なので、お試し引換券なら約2倍お得になることが分かります。交換はローソンアプリからでき、レジで画面を見せるだけで受け取れます。

お試し引換券は人気商品だとすぐ無くなります。アプリの引換券一覧をこまめにのぞくのがコツですよ!
手順の詳細は、以下の記事にまとめていますのでぜひご覧ください!
ローソンPontaプラスなら時間帯で還元が変わる
ローソン銀行が出しているクレジットカード「ローソンPontaプラス」で払うと、買い物をする時間によってもらえるポイントが変わります。ローソンで使った分に、次のポイントが付きます。

夕方以降に立ち寄ることが多い人ほどお得になる仕組みですね!
もらえるポイントや条件は変わることがあります。買い物の前に、ローソンアプリのキャンペーン欄を見ておきましょう。
ファミリーマートでのポイ活
ファミリーマートの良いところは、dポイント・楽天ポイント・Vポイントの中から、ふだん使っているポイントをそのまま選べること。新しくアプリを入れる手間が省けます。
ふだん使っているポイントを選んで始める手順
いま貯めているポイントに合わせて、支払い方法を決めましょう。
- 貯めたいポイントを、dポイント・楽天ポイント・Vポイントから1つ選ぶ
- そのポイントのアプリ、またはファミペイにポイントカードを連携する
- 支払い方法を決める(dポイントならd払い、楽天ポイントなら楽天ペイ、Vポイントなら三井住友カードのスマホのタッチ決済)
- レジでポイントカードの画面を見せて、決めた方法で支払う
楽天ポイントを選ぶなら、楽天カードと楽天ペイを組み合わせることでポイントの二重取りが狙えます。設定手順は以下の記事を参考にしてみてください!
ファミペイで払う方法とアプリのお得情報
ファミリーマートの支払いアプリが、ファミペイです。ファミペイの残高で払うと0.5%が戻り、さらにポイントカードを見せると、200円につき1ポイントも貯まります。両方合わせると、約1%分のポイントが戻ります。
チャージしたお金で払うと、アプリのクーポンも一緒に使いやすくなります。ゲームやスタンプでポイントがもらえるキャンペーンもあるので、買い物のついでに見てみましょう!

チャージというのは、電子マネーに前もってお金を入れておくことです。スマホの中に小銭入れを用意しておくイメージですね!
キャンペーンで損をしないためには?
コンビニ各社やスマホ決済アプリでは、ポイントアップや抽選で全額が戻るキャンペーンがよく行われています。うまく使えば、いつもより多くのポイントを貯められます。たいていはアプリでエントリーボタンを押しておかないと対象になりません。レジに並ぶ前に、アプリのキャンペーン欄を確認する癖をつけておきましょう!

エントリーとは、アプリで「参加する」ボタンを押すことです。押し忘れると、同じ買い物をしても対象になりませんよ!
ここで気をつけたいのが、ポイントのために無駄遣いをしてしまうこと。あと200円買えば条件を満たせるからと、要らないお菓子や飲み物をカゴに入れると、かえって損をします。ポイ活は、必要なものを買うついでに、無理なくポイントをもらうものです。
コンビニのポイ活を無理なく続けるコツ
続かなくなるのは、たいていアプリやカードを増やしすぎたときです。増やす前に、これは本当に使い続けられるかを一度考えてみてください。
アプリとカードを増やしすぎない
まずはメインのポイントを1つ、必要ならサブをもう1つまでに絞るのがコツ。スマホのホーム画面に置ける2つくらいまでなら、無理なく続けやすいでしょう。
手間ばかりかかって、あまり得をしない方法は、思い切ってやめてもかまいません。そのほうが無理なく続けられます。
ポイントが消える前に使い切る
有効期限はポイントごとに違います。月に一度はアプリを開いて、残高と期限を見ておきましょう。使い切る方法は、次の2つが手軽です。
- レジで支払うとき、ポイントで払える分だけ使ってしまう
- ローソンならお試し引換券に交換する
期限が近いポイントを、慌てて運用に回すのは避けましょう。値下がりして減ることもあるため、まずは買い物などで使い切るほうが安心です。
まとめ
コンビニのポイ活は、いつもの支払い方法を少し見直すだけで始められます。還元率の高さより、自分が続けやすいかで選びましょう。今日から始めるなら、次の3ステップです。
- よく行くコンビニを1つ決める
- その店のアプリを入れ、使う払い方を決める
- 貯めたポイントを何に使うか決めてから、1か月続けてみる
最初から複数のコンビニやポイントを使い分ける必要はありません。まずは、ふだん利用している1店舗から試してみてくださいね!
よくある質問
無理に全部貯める必要はありません。管理が煩雑になるため、メイン1つ・サブ1つ程度に絞るほうが続けやすくなります。
始められます。楽天ペイやd払いなど、すでに持っているスマホ決済アプリで支払い、ポイントカードを提示するだけでもポイントは貯まります。
カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引はいずれも対象外です。1回の支払いが1万円を超えた場合や、商業施設内の一部店舗でも対象外になります。アプリの会員コードを提示していない場合も上乗せ分が付きません。
コンビニの支払いにそのまま使うのが基本です。現金化できるかどうかはポイントの種類によって条件が異なるため、各公式サイトで確認してください。
一定期間ポイントの利用や獲得がないと失効するケースが多くみられます。有効期限は各アプリのトップ画面などで確認できます。
レシートを持って行っても後付けはできません。支払い時にポイントカードやアプリを提示してください。
この記事を書いた人

PICORA編集部 野村
証券を扱うメディアからPICORAの担当になりました。自身の実際の経験や、信頼できる一次情報を元に記事を作るよう心がけています!正しいお金の知識を身につけることで、ポイ活の可能性を最大限引き出せるお手伝いができたら幸いです。
公開日:2026年7月30日
更新日:2026年7月30日







